大きいタンスやテレビは引越しの積載量に影響し、引越し料金が変わる原因となります。
ここ最近では家具・家具を1品単位で運ぶサービスも普及しており、
組み合わせによっては金額を抑えながら大型家電・家具を運ぶことも可能です。
こちらでは、なるべく金額を抑えて大型家具・家電を運ぶ方法をまとめてみました。
荷物の量でお悩みの方は是非、ご参考にしてください。
大型家具・家電の運び方
1.引越し業者に「通常荷物と一緒に」輸送して貰う
トラックや専門のBOX・コンテナに載りきるなら、通常に持つと一緒に運んで貰えます。
大きい家具や家電は運びやすいようにできる限り解体され、引越し先で再組み立てされる事が多いです。
（解体できない物はそのままトラックに乗せますが、そのぶん積載量に影響が出ます）
業者によってサービスは異なりますが、解体や再組立てを無料で行ってくれる場合もありますので、有償か否かは予め確認しておきましょう。
【参考】65型の大型テレビってどう運ぶの？
ムービングエスのホームページで、65型のテレビを輸送した例が載っております。
http://www.moving-s.com/cases/cat172/cat530/65.php
2.「引越し業者」または「輸送業者」に家具・家電を1品単位で運んで貰う
家具および家電を１品単位で引越し先へ持って行ってくれるサービスが引越し業者含め、輸送業者にも備えられております。
引越し料金とは別途費用がかかってしまいますが、
「引越し時の積載量を考えなくて良い」
「梱包も込みで行ってくれる所に頼めば手間がない」などのお値段以上の価値があります。
輸送業者に頼む前に、依頼予定の引越し業者に問い合わせてみましょう。
こちらも、解体可能な部分は解体し、引越し先で組み立ててくれるケースが多いです。
大型家具・家電を運んでもらう際の注意点
積載量への影響はどのくらい出るか？
大きい家具および家電は持ち運び可能な積載量に大きく影響が出る他、引越し料金増加の元になりやすいです。
積載量以外にも、人員追加が必要になったりクレーン車を使う事になると数万単位で変動する事も…。
当日トラックに乗りきれない…などのトラブル回避も含め、
見積り時に担当者としっかり打ち合わせをしておきましょう。
もし、金額が多くかかるようで、処分・引越し先で新規購入の方が安くなる場合は、不要品回収として持って行って貰えるかも聞いておくと良いですね。
（市で行っている不要品回収も安い金額でできますのでそちらもオススメです）
対象の家具は再組み立てが可能か？
金額がお手頃な分、解体・再組み立てを想定していない仕様の家具は、
一度解体してしまうと組み立てができなくなり、そのまま使用出来なくなってしまいます。
IKEAの物は再組み立てを想定されていない事で有名のようですね。
（問題無くできるケースもあるので、業者の方と事前確認をしっかりしておきましょう）
当てはまる場合でも補償対象外で運んでくれる場合が多く、輸送拒否まではされませんのでご安心を。
【参考】http://news.livedoor.com/article/detail/11167381/
単身パックで大型家具・家電は運べるのか？
トラックおよび専用のBOX・コンテナに入る物なら、積載量に加算する形で持って行って貰えます。
そうでない場合はオプションとして単品輸送や大きめのトラックへの変更・プランを1ランク上にするなど業者によって様々です。
余裕がある方は各業者の方法を比較して検討してみましょう。
大手引越し業者の大型家具・家電運搬対応のまとめ（単身パックの場合）
| アート引越センター | 単身パック専用のプランは設けられておらず、荷物量に加算される形で乗せられる。
また、扱いが特殊な物はオプションとして輸送可能。 |
| サカイ引越センター | 単身引越し専用パック「パンダロジスティックス」では 専用のBOX（高さ/144cm×幅/105cm×奥行/75cm）にて輸送。 BOX内に入れば持ち込み可能。 （家具家電の解体・組み立てはサービスで行ってくれる） 単身パックではないが、大型家具家電の引越しをメインにした「せつやくコース」あり。 |
| アーク引越センター |
特定の単身引越しパックは設けられていないが 小さい荷物は自身で運び、大きい家電家具を業者に運んで貰う引越し専門の「大物限定プラン」あり。 |
| アリさんマークの引越社 | 単身引越し用プラン「超ミニ引越しプラン」「特ミニ引越しプラン」「ミニ引越しプラン」のいずれかで 持ち運んでいける場合は、追加料金無しで持って行って貰える。 大きさによっては別プラン（ファミリー引越し系）ベースの見積りになり割高になる。 |
| クロネコヤマト |
単身パックで運べる荷物量は以下の通り。 単身パックでは運べない場合は、1品から頼める「らくらく家財宅急便」を利用して運んで貰う。 金額は大きさなどによって異なるので要相談。 |
| 日通 | 単身パックには専用BOXで運んで貰う混載便とトラック貸し切り便が用意されている。 （専用BOXの大きさは1.08m×0.74m×1.55m～1.08m×1.04m×1.75m） 専用BOX・またはトラック内に入るなら持ち運び可能だが、 |
| 赤帽 |
軽トラック（高さ/124cm×幅/132cm×奥行/191cm）に入りきるなら、追加料金なしで輸送できる。 通常引越しプランとは別に家電運送を単品で運送するプランあり。 どちらも、スタッフ１名+依頼者手伝いで安く出来るが、損傷防止の為、スタッフ2名での作業を推奨。 |
口コミ・体験談
利用した引越し業者「日通」
30代女性・夫婦での引越し
引越し先が賃貸から500メートル離れるかどうかと近距離だったため、
トラックの手配できない大型家電と大型家具のみ業者に依頼しました。
普通自動車に積み込みができる分については自分で動かしたので、金額的にもたいした出費もなくすんだと思います。
新人の方も交えて、3人で来てもらいましたが、印象のよい方たちで、旧宅にも新居にも配慮してもらい、大変助かりました。
夏真っ盛りの引越しだったので、重量物ばかり大変だったと思いますが、
通りにくい狭い廊下でも、壁に汗をつけたりとかもなく、手際よく運びいれていただきました。
築18年の新居に2年前のドラム式洗濯機を入れるのが一番大変でした。
洗面所の間口が狭くて、入り口のドアをはずしてやっと通る幅だったのが救いです。
家具の置き場も気を使ってもらって、できることは料金外でも今全部やってしまうから、
自分たちがいる間になんでも言ってくださいといわれて大変助かりました。
実際には特になにも頼まなかったですが、その気持ちがうれしかったです。
まとめ
大型家具・家電は積載量に大きく影響する。
積載制限が気になる場合は、単品輸送で運んで貰う。- 解体および再組み立て可能な家具かを調べておく。
心配な場合は、業者に問い合わせし見て貰う。 - どうしても高く付く場合は、手放し、引越し先で購入する手も考えておく。
- 通常の引越し時に頼むと、人員追加などの追加料金が発生するケースがあるので
見積り時にしっかり打ち合わせをしておく。